グリーンカーテンは窓から入る夏の暑い直射日光を遮り、室内温度の急激な上昇を抑える効果があると言われています。
グリーンカーテンを設置することで窓の外側には日陰ができ、直接日光が室内に入るのを防いでくれます。
日光の熱エネルギーの約80%はカット出来るとされ、夏でも部屋の中を涼しくしてくれるのです。
同じような効果のあるすだれの遮断率は約50%なので、その実力の高さがうかがえます。
カーテンも同じくらいの効果があると思われがちですが、熱を溜め込んでしまうというデメリットがあります。
アスファルトやコンクリートなど日が当たると表面温度が高くなる物体は、輻射熱という赤外線によって熱が発せられます。
輻射熱は周囲の温度も高くしていまいますが、グリーンカーテンなら温度上昇を抑制してくれるのです。
窓の近くに設置する、建物全体をツルで覆うとその効果は発揮されます。
表面温度を下げて、より快適に過ごせる温度にしてくれるのです。
さらに植物には蒸散作用があり、周囲の温度を下げていきます。
葉の裏側から水蒸気を放出することで、熱を冷ましているのです。
打ち水と同じような効果があり、涼やかな気持ちにもさせてくれるのが魅力的です。